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第12話・応用編

アプリだけで完結するな。Webで募集、アプリで通知

「師匠!

見てください!

App Storeで検索したら、新しい出会い系アプリがいっぱい出てきました!

『YYC』とか、デザインも綺麗だし、マッチングアプリみたいで使いやすそうです!」

ブンタ(46歳)が、キラキラしたアプリのアイコンを指差してはしゃいでいる。

彼はまだ気づいていない。その綺麗なアイコンの裏側に、「40代を苦しめる仕組み」

が潜んでいることに。

私はカモシダ(47歳)。深くため息をつき、彼からスマホを取り上げた。

カモシダカモシダ

……お前は本当に、見た目の綺麗さに弱いカモだな。

いいか、その『綺麗で使いやすいアプリ』こそが、我々おっさんをじわじわ締め出す毒饅頭なんだよ。

ブンタブンタ

毒饅頭!?

便利になっただけじゃないですか!

カモシダカモシダ

違う。スマホ時代の到来は、出会い系にとって『革命』

だったけど、同時に『規制の時代の始まり』

でもあった。

今回は、Web版とアプリ版の決定的な違い

と、いわゆる『ホワイト化』

の流れから、40代が『Web版とアプリ版を使い分ける理由』

を整理する。

京子京子

ブンタ、入口を間違えただけで同じ店を別物だと思ってるのね。アプリは通知を見る窓口、Web版は機能を使う本店。先輩の話を一度で覚えなさい。

ブンタブンタ

京子ちゃん、アイコンがある方が本店っぽく見えるんだよ!

1. スマホアプリには「手数料」と「審査」という見えない壁がある

カモシダカモシダ

まず第1話でも少し触れたが、アプリ版には『手数料(ストア側の取り分)』

が乗る。

それ自体もコスト面では痛いが、もっと厄介なのは『ストア側の審査方針』

だ。

ブンタブンタ

審査方針……?

カモシダカモシダ

AppleやGoogleのストアは、『健全じゃない用途で使われそうなアプリ』にかなり敏感だ。

その流れの中で、アプリ版の出会い系サービスには、だいたいこんな制限がかかりやすくなっている。

【アプリ版でありがちな制限例】

※あくまで一般的な傾向・体感レベルの話

* アダルト寄りの掲示板や文言が制限される
* 肌の露出が多い画像や過激な表現は審査でNGになりやすい
* 一部のワード(あからさまな大人向け表現など)が自動チェックの対象になる
カモシダカモシダ

つまり、アプリ版だけを使っていると、我々が主戦場にしたい『大人向けニュアンスのある掲示板』

や、『施術練習の募集』

みたいな微妙なラインの表現が、そもそも使いにくくなることが多いわけだ。

ブンタブンタ

なるほど……。

便利に見えるけど、『やりたいことがやりにくい仕様』

になってるんですね。

パソコンで詳しく確認するカモシダとスマートフォンで通知を見るブンタ
図解① Web版とアプリ版は、同じ入口ではない

Web版は登録・募集・詳細確認、アプリ版は外出中の通知確認に向く。

2. 出会い系のアプリ化は、今も続く「いたちごっこ」

ブンタブンタ

でも、PCMAXとか有名どころもアプリ出してますよね?

カモシダカモシダ

ああ。多くのサービスが『なんとかストアに並べたい』から、名前や説明文、カテゴリなんかを工夫しながら審査を通そうとしているように見える時期もあった。

ただ、出会い目的に厳しくなっている流れの中で、アプリを出しては仕様を変え、また修正して……

みたいな『いたちごっこ』が長く続いているサービスもある。

ブンタブンタ

そう言われれば、検索しても見つかりにくくなったり、説明文が妙にマイルドだったりするアプリ、ありました。

カモシダカモシダ

そういう『ストア仕様』に合わせたアプリは、『便利だけど、機能も表現も絞られたライト版』

くらいに思っておいたほうがいい。

一方、昔からあるWebブラウザ版は、スマホの中でもURLを叩けばいつも通りの画面が出てくる『本体』

だ。

長くやるつもりなら、こっちを基準に考えたほうがいい。

3. 「ホワイト化」の波と、40代おっさんの居場所

カモシダカモシダ

そして、アプリ化・健全化の流れの中で、雰囲気が大きく変わったサービスの一つが『YYC』

だ。

ブンタブンタ

YYC……。昔は『出会い系といえば』ってくらい名前を聞きました。

カモシダカモシダ

俺の体感だけど、あるタイミングから、YYCは『より健全寄り・マッチングアプリ寄り』

の方向に舵を切った印象がある。

デザインが明るくおしゃれになり、プロフィールや日記などのコミュニティ要素が強くなり、全体の雰囲気が『軽いノリの出会い』から『もう少し真面目な交流寄せ』になっていった。

【そのとき何が起きたように見えたか】

(あくまで俺の主観)

1. 男性側の層が変わった

ペアーズなどにいそうな、20〜30代の普通〜イケメン寄りが増えた感覚。

2. 40代の立ち位置が変わった

昔ながらの「ゆるい出会い感覚」の40代おじさんは、「きれいなUIの中でちょっと浮いてる存在」に見えやすくなった。

カモシダカモシダ

これは良し悪しの話じゃない。YYCは今でもちゃんと運営されている優良サービスだと思う。

ただ、『誰が戦いやすい場所か』という意味では、40代の非モテおじさんにとっては難易度が上がった

、というのが俺の肌感だ。

ブンタブンタ

つまり、『キラキラしたアプリ』ほど、若くて見た目も普通以上の男が有利になりやすいってことですね……。

カモシダカモシダ

そういうことだ。

お前みたいな『渋めのおじさん+施術スキル』

タイプは、デパートのようなピカピカのフロアより、『昔ながらの商店街(老舗Webサービス)』

のほうが力を発揮しやすい。

パソコンで募集しスマートフォンの通知から再びパソコンで確認する三人
図解② 使い分けは難しくない。この往復だけ

Webで募集し、アプリで通知に気づき、必要な確認はWebへ戻る。

4. 結論:Webで募集、アプリで通知

ブンタブンタ

なんかスッキリしました。

『アプリが悪い』じゃなくて、自分のタイプと土俵が合ってないだけなんですね。

カモシダカモシダ

その通りだ。

  • スマホアプリ:

手数料や審査の影響を受けやすい。UIは綺麗で入りやすい分、ライバルも若くて強い。

  • Webブラウザ版:

昔からの仕様が残っていて、掲示板や表現の自由度が高め。『泥臭さ』はあるが、その分40代でも戦いやすい余地がある。

だから俺は、40代・地方・スキル持ちの男には、こう提案する。

  • アプリは通知の確認に使う
  • 通知プレビューなどは自分に合う設定にしておこう。
  • SafariやChromeでWeb版にログインし、ホーム画面にショートカットだけ置く
  • 見た目はアプリっぽいけど、中身は「本体」。
  • Web版の掲示板を基準に戦略を組み立てる
  • アダルト/ピュアの使い分け、地域別の反応、時間帯のゴールデンタイム

……募集はWeb版、通知の確認はアプリ版と役割を分ける。

カモシダカモシダ

時代が進むほど、表向きのサービスはどんどん『清潔で・高くて・窮屈』になっていく。

その裏で、昔ながらのWeb版の中には、まだ『本音』

が生きているエリアが残っている。40代は、その『裏路地』

で静かに結果を出せばいい。

ブンタブンタ

わかりました!

募集はWeb版、通知はアプリ版ですね!

5. まとめ:次回、40代の「真のターゲット」が判明

カモシダカモシダ

よし、これで『戦場選び』は完璧だ。

だが、戦場にいる『獲物(女性)』の生態を、お前はまだ誤解している。

ブンタブンタ

え?

誤解ですか?

カモシダカモシダ

ああ。お前は漠然と『30代くらいが話しやすいかな?』と思っていないか?

実はそれが大きな間違い

だ。

次回は、時間帯による年齢層の分布と、衝撃の事実を教える。

『生活リズムによって、会いやすい時間はどう違うのか?』

そして、『年齢だけで決めずに、相手の希望を知るには?』

その意外すぎる理由と、年齢別の攻略ゴールデンタイムを叩き込むぞ。

京子京子

見た目が便利な方だけ使って、肝心の機能を見落とす。あんた、地図アプリを開いて目的地を入れずに満足するタイプね。

京子

京子の次回予告

次回は第13話「実は30代女性と会うのが難しい理由」。引き続き、三人の会話を見ていきましょう。

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